「生産消費者」の時代

アルビン・トフラーの「生産消費者」の時代

を読みました。

以前に言及したジェレミー・リフキン氏の「限界費用ゼロ社会」と同様に未来の社会についての予測をした本です。

トフラーに関しては日本語のWikiでも概要を知ることができます

この本では、トフラーと評論家の田中直毅氏との対談形式で話が進んでおり、「第三の波」や「富の未来」と比べてだいぶ読みやすく情報もまとまっています。

第三の波

トフラーが提唱する、人類が経験してきた大変革のこと。

第一の波は1万年前の「農業革命」で狩猟や採集に頼っていた人類の生活を根底から覆した。

第二の波は18世紀(西暦1701年から1800年)に起きた「産業革命」で工業化による大量生産の時代が開始した。

第三の波は1990年代後半から現在にまで続いているコンピュータとインターネットがもたらした「情報革命」の事で、知識に基づく経済社会への移行をし始めている。

生活スタイルの違い

第一の波で登場した、農業中心の生活スタイルは、集団の単位は家族。時間に縛られることはありません。

第二の波で登場した、工業中心の生活スタイルは、集団の単位は会社や工場。時間を守り会社や工場のルールに従う必要がある。

第三の波で登場した、情報中心の生活スタイルは、集団の単位は個人やコミュニティ。時間の制限や細かなルールは創造性を妨げるため存在しない。

組織形態とそのスピード

企業は時速100kmでトップを走る。創造力豊かな個人とコミュニティをいくつも内包するGoogleやIBM、Amazon、マイクロソフトといった企業は、新しい技術や市場の変化に敏感に対応し、製品や組織内部を即座に変えて対応することができる。

NGOやNPOの社会団体は時速90kmで小回りがきくネットワークを活かして、俊敏に対応することができる。

家族は時速60kmでリモートワークなどの新しいライフスタイルの登場でその機能は急速に様変わりしている。

労働組合は時速30kmで創造力が最重要視される仕事が多くなる中で役割を失いつつある。

官僚機構は時速25kmで工業中心の社会ではうまく機能していましたが情報社会ではただの害悪

公教育制度は時速10km

国際的統治機関は時速5km

政治の構造は時速3km

法律は時速1km

と続きます。これらはそのスピードの致命的な遅さから誰にも相手をされず既に形骸化している。

特に、時速30kmより遅い組織形態に関しては、その組織形態が本当に必要なのかを含めて、抜本的に見直す時期にきている。

世界から孤立する中東

イスラム教徒全体のレベルでシーア派とスンニ派が対立し、

次のレベルで国家間の対立

局地的に武装勢力、軍閥、テロリストが台頭する中東はアメリカでさえもすぐに解決ができない国際的な難問。

プロシューマー

OpenAimの方に書いたので割愛

 

新サイトの構想がいくつか湧いてきたのでとりあえずティザーでも作るかな。

 

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