限界費用ゼロ社会

限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭 ジェレミー・リフキン  (著), 柴田裕之 (翻訳)

を読んでます。結構、目から鱗が落ちる本なのですが、覚えておきたいことをここに残しておきます。

共有型経済の台頭

資本主義経済の次にくる経済体制。英語でいうところのSharing Economy.

なんと総務省のページに解説がある

「シェアリング・エコノミー」とは、典型的には個人が保有する遊休資産(スキルのような無形のものも含む)の貸出しを仲介するサービスであり、貸主は遊休資産の活用による収入、借主は所有することなく利用ができるというメリットがある。貸し借りが成立するためには信頼関係の担保が必要であるが、そのためにソーシャルメディアの特性である情報交換に基づく緩やかなコミュニティの機能を活用することができる。シェアリング・エコノミーはシリコンバレーを起点にグローバルに成長してきた。PwCによると、2013年に約150億ドルの市場規模が2025年には約3,350億ドル規模に成長する見込みである

え?なんか妙に限定的じゃないか総務省さん?

私は「シェアリングエコノミー」とは

物との関わりが「保有」から「アクセス」に変わった世界

だと思うのよ。

つまり、自動車を「購入」する時代は収束しつつあって、より効率的な「カーシェアリング」が選ばれる時代がゆるやかに到着しつつある。

Iot

IoTとは?|IoT:Internet of Things(モノのインターネット)とは、従来は主にパソコンやサーバー、プリンタ等のIT関連機器が接続されていたインターネットにそれ以外の様々なモノを接続することを意味します。読み方はアイオーティーです。

まあ、この教科書的な用語解説は置いておいて。

私は「Iot」とは

映像・光・音・温度等のセンサーとネットワーク機器が既存の家電に搭載され情報が可視化され蓄積できるようになること

だと思うのよ。

例えば冷蔵庫の中にカメラとwifiが搭載されて買い物中に冷蔵庫の中身をスマホから見れるようになって、ついでに賞味期限切れの食品があることを教えてくれるようなこと。

自動販売機や電飾広告にセンサーとwifiが搭載されて、人が周りに居ない時は電源がオフになったり、節電モードになって効率的に運用ができるようになること。

そして、「シェアリングエコノミー (人と物との関わり方が所有からアクセスへ変わる世界)」はIotによって、色々なタイミングで物が誰によって使用されているのか監視することによって現実化させることができる。

限界費用がゼロになる時代の到来

げんかい‐ひよう【限界費用】生産量の増加分一単位あたりの総費用の増加分。限界生産費。マージナルコスト。MC(marginal cost)

限界費用がゼロになるということは生産量に対してかかる経費がゼロになるということ。つまり生産し放題になる時代。

グリーンエネルギー

グリーンエネルギーとは、太陽光や風力、バイオマス(生物資源)、地熱、天然ガスといった自然エネルギー源です。

使用することで自然環境への負担が大きく、採掘に莫大なコストがかかる化石燃料の時代は終わり、ほぼ無尽蔵のグリーンエネルギーが限界費用ゼロの時代を支えることになります。

日本のどの家でも100万円前後で導入でき、10年ほどで償却ができるソーラーパネルを設置することで各家庭の電気代は0円になります。

また、米国ではGoogle主導のもと、広域無料Wifiの設置が一部地域で進んでいます。

プロシューマーの台頭

プロシューマーとは、consumer(消費者)とproducer(生産者)を組み合わせた造語で、製品の企画・開発に携わる消費者という意味。未来学者のアルビン・トフラー氏が著書『第三の波』で予見した新しいスタイルの消費者。多様化した消費者のニーズに応えるために、企業が消費者の意見を直接取り入れる形で、消費者が商品の企画・開発に関わるようになってきている。

既に、ソフトウェア業界では、ユーザがテストに参加し、そのデータや意見を基に改善点や開発すべき項目を決める手法が王道になってきている。消費者と生産者の垣根がなくなりつつある。

学校教育の時代錯誤

小中高の教育が輩出を目指す理想的な人材は、寡黙な工場労働者である。狭い室内で他の人と同じ工程を文句を言わず行える人材である。

現在、そのような人材を受け入れる町工場がいくつあるだろうか?学校教育は需要の存在しない人材を今日もなんの疑いもなく教育をしている。この無駄を私達が止めなければならない。

 

最後に、私達は「限界費用ゼロ社会と、より平等主義的で豊かで、生態学的に持続可能な時代へと、世界を導くことに十分貢献できる。」と信じております。

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